次なる100年に向けて
食べる人も、つくる人も、
幸せにするものづくりへ。
鳴海屋は、2023年に創業100周年を迎えます。
次なる100年へと新しい一歩を踏み出すにあたり、
これから何を理想としてものづくりをするのか、私たちは改めて考えました。
そして見えてきた答えは「第一次産業の担い手をお客様とともに支えていくメーカーでありたい」ということです。
私たちのものづくりは、良質の素材なくしては成り立ちません。
ベースとなるお米はもちろん、畑のものや海のもの、森のもの。
そのすべては、生産者の方々が、それぞれの地に根を張り、自然と向き合い汗を流してきた仕事のたまものです。
よりよい素材を求めて産地を巡ってきたこの数年、
私たちは、産地が抱えるさまざまな難題を見聞きしてきました。
生産者の高齢化や後継者不足、耕作放棄地の増大、気候変動や獣害。
しかし、そんな困難が降りかかる中でも、品質に妥協することなく、
まっすぐ誠実な仕事を続ける人々に、私たちは出会いました。
願わくは、そんな志ある仕事が、この先も持続可能であってほしい。
そしてそれら日本のいいものを、あられ・おかきという表現手法で世界に発信していきたい。
そんな思いを新たに、ものづくりの改良を進めてきた私たちは
2022年秋、商品リニューアルと価格改定に踏み切らせていただきました。
添加物の助けを借りなくてもおいしい、力のある素材を選ぶこと。
信頼できるつくり手と顔の見えるパートナーシップを築き、適正な対価で長期的に買い支える体制をつくること。
素材の持ち味を最大限に引き出す、製造技術に磨きをかけること。
それが、これからの私たちに与えられた責任だと考えています。
食べる人も、つくる人も、幸せになるものづくりへ。
鳴海屋は次の100年に向けて精進を続けてまいります。
私たちがこれからお届けする「おいしさ」に、どうぞご期待ください。